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第6回AKB48じゃんけん大会が16日、横浜アリーナで行われる。オフィシャルペーパーのスポーツ報知では、108人が出場するソロデビュー争奪戦を3回にわたり連載。6月の選抜総選挙で初の「神7」(上位7位)入りを果たし、8月の大運動会でMVPに輝くなど勢いに乗るHKT48・AKB48兼任の宮脇咲良(17)は「じゃんけん大会は私にとって飛躍の舞台。ソロデビューをつかみ取ります」と優勝を宣言した。(有野 博幸)

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【写真】14年第5回じゃんけん大会当時の宮脇咲良

 大きな瞳を輝かせる次世代エースにとって、じゃんけん大会は活躍の原点。宮脇は過去3大会、いずれも選抜入りを逃しているが、「じゃんけん大会がアイドル人生のターニングポイント、飛躍の舞台なんです」と強い思い入れを持っている。

 初出場した第3回(12年)は初めてAKB48の16人選抜として「UZA」を披露。第4回(13年)は髪を30センチ以上カットしたショートヘアで登場し、「見違えるように美人になった」と注目度が急上昇。昨年は「希望的リフレイン」で初めてAKB48のシングル曲のセンターに抜てきされ、感動のあまり号泣した。

 昨年同様、優勝者にはソロデビューの権利が与えられる。「今度こそ、自分で勝ち取りたい。気合が入り過ぎると空回りしちゃうので冷静に。でも結果にこだわって頑張ります」。初戦はAKB48の市川愛美(16)と激突する。

 ソロデビューが決まれば、個人のキャラクターを反映させた楽曲が用意される。「夢みたい。ソロデビューができたら17歳なので、学園ドラマのような、さわやかな曲を歌いたい。CMタイアップがついて、街中で流れたらうれしいな」と夢は膨らむばかり。歌番組の出演なども予定され、知名度アップも見込める。

 この1年、ドラマ「マジすか学園4」(日本テレビ)で主演を飾り、ソロ写真集を発売するなど目覚ましい活躍ぶり。特に6月の総選挙で初の“神7入り”を果たし、「心に自信という柱ができた」。8月の大運動会では、珍プレーを連発しながらも誰よりも目立ち、MVPを獲得。その勢いを今大会にぶつける。

 かわいらしい容姿からは想像もつかない大胆な「言葉の力」も持ち味。11位となった昨年の総選挙では「ライバルはさっしー(指原莉乃)です」と宣言した。「さっしーはメンバーの枠を超えて欠かせない存在。でもキラキラと輝くパフォーマンス、フレッシュさでは負けません。さっしーは貫禄が出てますからね」と闘志を燃やしている。

 「大きな目標を口に出して、自分を奮い立たせています」と有言実行が信条だ。子役時代から芸歴は10年。意外と経験豊富なのだ。小学2年生から地元の鹿児島でミュージカル教室に通い、オーディションで劇団四季の「ライオンキング」に出演したことも。中学時代には米ニューヨークのブロードウェーで2週間の留学を経験。パフォーマンスの基礎とプロ意識をたたき込まれた。

 4月からHKT48として明治座、博多座で舞台を経験したことで女優への憧れも芽生えた。ドラマや映画では同世代の広瀬すず(17)らが活躍している。「アイドル界では橋本環奈ちゃんが同世代のライバル。負けてられませんね」。HKT48とAKB48を兼任していることもあり、休日は月1回。誰にも負けない仕事量をこなしている。

 総監督の高橋みなみ(24)が「将来の48グループを背負っていく存在」と一目置く逸材。今年の総選挙で「AKBを壊したい」と豪語し、またも言葉力と向上心を強烈に印象づけた。「いずれは自分のカラーを前面に打ち出していきたい」と国民的グループを“さくら色”に染めていくことを宣言した。ソロデビューを勝ち取り、横浜アリーナを更なる飛躍の舞台とする。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150913-00000055-sph-ent 

頑張れ!!