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「ペヤング」首都圏で販売を再開

食品への異物混入が相次ぐなか、「ペヤング」のブランドでカップ焼きそばなどを製造する群馬県の食品会社は、消費者から虫が混入していると指摘され、すべての商品の販売を取りやめていましたが、8日、およそ半年ぶりに首都圏で販売を再開しました。
群馬県伊勢崎市に本社がある「まるか食品」は去年12月、カップ焼きそばの麺に虫が混入しているという消費者からの指摘を受けて、主力商品の「ペヤングソースやきそば」など24種類すべての商品の製造と販売を取りやめました。
その後、異物の混入を防ぐ対策が整ったとして、先月、製造を再開し、8日から首都圏で商品の販売を再開しました。
このうち、食品会社の地元の群馬県伊勢崎市にあるスーパーマーケットでは、特設の売り場を設けて商品の販売を始めました。伊勢崎市の31歳の男性は「安心で安全なものを食べたいと思います」と話していました。
会社では、7月上旬までに順次、北海道と沖縄を除いた地域で販売を再開することにしています。
今回の問題で、この食品会社では、商品の自主回収の費用や販売休止による売り上げの落ち込み、それに、異物混入を防ぐための設備投資などで、およそ数十億円の影響が出る見込みですが、従業員の雇用は維持しているということです。
全国で相次いだ食品への異物の混入で、食の安全に対する消費者の意識が高まるなか、食品会社にとって食の安全は会社の存続を左右する大きな問題になりかねないだけにこれまで以上に衛生面などへの対策の強化が求められています。
商品の販売を再開した食品会社では、「全社が一丸となって製品の品質管理の強化に努め、安心して食べていただける製品作りを目指したい」としています。

愛好家は久しぶりに味わう
東京・台東区では、週に1回から2回はカップ焼きそばを食べていたというファンらが集まって、久しぶりに焼きそばを味わいました。
カップ焼きそばのファンだという人たちでつくる団体のメンバーは、午前中から都内のコンビニを訪れ、カップ焼きそばを買い求めていました。
メンバーは販売が休止されるまで、週に1回から2回はカップ焼きそばを食べていたということで、台東区の飲食店でさっそく買ったばかりのカップ焼きそばを調理して味わっていました。
38歳の男性は「販売の休止は残念でしたが、再開を楽しみにしていました。久しぶりに食べることができて感無量です」と話していました。